Stencil ステンシル

Music Thing 系の Turing Machine を MIDI に移植した、確率的なシーケンスジェネレータです。シフトレジスタが完全ループと純粋ノイズのあいだを循環し、そこから音を取り出します。

Kind
MIDI Effect
Formats
Max for Live
Year
2026
0.42C4

Stencil はシフトレジスタから MIDI ノートを生成するシーケンサです。各ホストステップでレジスタの値を整数として読み、ユーザーが指定した MIDI レンジに写像し、density の確率でノートを出力します。続いてレジスタを 1 ビット分シフトし、末尾から落ちたビットを 1 − lock の確率で反転させてから先頭に挿入します。lock を 1.0 にするとレジスタは完全ループに固定され、0.0 にすると毎ビット反転して純粋なノイズになります。中間の値はループを少しずつ変異させ、0.95 あたりにすると、いわゆる「ゆっくり進化するパターン」が得られます。

Stencil はノートを書き込んで作るタイプのシーケンサではありません。パターンは初期乱数から立ち上がり、気に入った区間で lock を高く保つことで形作られていきます。trigger mode はステップの進め方を選ぶパラメータで、auto はホストのトランスポートに追従し、gate はキーを押しているあいだだけステップが進み、seed は入力された note-on / note-off が先頭ビットに書き込まれて演奏者自身がビット源になります。Stencil は量子化されていないクロマティックノートを出力するので、スケールに揃えたい場合は下流に Pointsman をつないでください。